BSIジャパン、古河電工グループにISO 22301(事業継続マネジメントシステム)を拡大認証

2017年4月3日

BSIグループジャパン株式会社(東京都港区 代表取締役 五十嵐 泰文)は、グループ内サプライチェーン強化を推進する古河電気工業株式会社グループ(東京都千代田区 代表取締役 小林 敬一)に対し、事業継続マネジメントシステム(BCMS;Business Continuity Management System)の国際規格「ISO 22301」の拡大認証を行いました。(認証登録日:2017年1月24日)

 

古河電気工業株式会社グループ様 授与式写真

写真左より、古河電気工業株式会社グループ古河マグネットワイヤ株式会社
三重製造部 部長 吉川 耕一 様、巻線事業部門長兼古河マグネットワイヤ株式会社 代表取締役社長 田中 秀一 様、古河マグネットワイヤ株式会社 三重製造部 設備保全G マネージャ 諏訪 康彦 様

 

今回の認証範囲の拡大対象となったのは、同グループの関係会社の古河マグネットワイヤ株式会社(東京都千代田区 代表取締役 田中 秀一、以下FMGW)のモータ用巻線製品事業です。古河電工で既に本認証を取得している銅線製品事業から「銅線製品」の供給を受け、独自の多層の絶縁加工を施した巻線製品である「モータ用巻線製品」は、高い絶縁性と信頼性を実現するFMGWの主力製品です。

同グループは、今回の認証を、審査機関という第三者の目を通して、素材の入荷から、「銅線製品」を経て、最終製品である「モータ用巻線製品」出荷までのグループ内サプライチェーンでのBCM活動の見える化の成果と考えており、今後も本活動を深化させ、一層のレジリエンスの強化をはかっていくとしています。

なお、同グループは、2011年の光半導体デバイス事業での初回認証登録時から、本認証をBCM活動推進の重要ツールとしてグループでのBCM活動に取り組んでおり、2016年度には、本認証範囲拡大のための審査費用補助制度(初年度費用の全社BCM推進委員会負担)を創設しました。

今回の認証取得は、同グループで本制度を利用した第1号事業となりました。


古河電工グループについて

古河電工グループは1884年創業の「電線・非鉄金属の総合メーカー」で、100社以上の関係会社で構成されています。「世紀を超えて培ってきた素材力を核として、絶え間ない技術革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献すること」を基本理念としており、事業領域は、情報通信、エレクトロニクス、新素材、自動車分野に拡がり、その活動はアジア、ヨーロッパ、南北アメリカなど世界各地に渡っています。社会のニーズを捉まえるとともに、課題解決に向けた新商品を世界に先駆けて生み出すことによって、「真のグローバル企業」として貢献するという方針を持っています。

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